
ここに書いてあること
犬が白内障になってしまった場合、どんな犬でも白内障手術を受けられるわけではありません。犬の目の状態、体調によっては手術自体ができない、と獣医が判断します。「手術不適応」の例について記事にしています。
白内障手術不適応の例
犬の白内障手術ができない、手術不適応の例です。
- 進行性網膜萎縮、網膜委縮から続発した白内障
- 網膜剥離
- 重度の緑内障
- 全身の健康状態が悪い
- 老齢等による体力低下
- エリザベスカラーを装着できない
- 白内障以外の眼の病気で失明している場合。
- 術後点眼処置をさせてくれない。
- 噛むなど、十分な治療ができない場合。
- 高齢で麻酔リスクが高い場合。
- 乾性角結膜炎(KCS)
- ブドウ膜炎など他の眼疾患がある場合。
(参考)動物病院ハートランド 水戸動物CTセンター、株式会社FPC、いしづか動物病院
まとめ
犬の白内障手術は、「最後の手段」というイメージがありますが、やはり、白内障が極度に進行していたり、眼以外の部分の健康状態がとても悪い状態ではその手術も受けられない可能性があるようです。