犬白内障手術

【NAC目薬が普及しない理由?】犬白内障手術の売上を予測する #A29

 
犬白内障手術

ここに書いてあること

Nアセチルカルノシン目薬が動物病院で使われないのは、そもそも動物用医薬品に登録されておらず、そんな不確かなものを獣医の先生が使えるわけがないから、と推測していることを既に記事(こちら)にしています。

著者はNAC目薬がかなり犬白内障改善効果があるのに、積極的に使われないことに関して、疑問を持っていて、関連の情報を調べてみました。今回は、関連情報として、犬白内障の最終手段ともいえる犬白内障手術の売上を推測してみました。

眼科専門の動物病院の手術での売り上げを推測してみる

眼科専門の動物病院の白内障手術での売り上げを推測してみました。下表での前提をおきました。

項目採用値
① 手術数2(回/日)
② 手術日頻度1(日/週)
③ 請求手術費用(両目の場合)500,000(円/件)
動物病院(眼科専門)での犬白内障手術の前提

<補足> 1週間で実施する手術日数は、公表されている動物病院サイトの情報を参考にしました。1週間のうち1日を手術専用にあてているところが多そうでした。また、1日に行える手術件数は2件(午前1件、午後1件)としました。犬白内障手術の費用は、一般的な値段としました。

上記の条件で計算すると、以下のようになります。

① 手術数 × ② 手術日頻度 × ③ 請求手術費用 × 52週/年 =2(回/日)×1(日/週)×500,000(円/件)×52週/年 =5,200(万円)

上記の計算は、犬白内障手術の稼働率が100%の場合です。実際は、他の種類の手術もあるだろうし、犬白内障手術がざっくり5割程度とすると、約2500万円程度となります。これは手術だけの売上なので、残りの週5日で行う、その他の検査などの診療からの売上を考えると、4,000万円ぐらいは売り上げがあると推測できます。

犬白内障手術は儲かる?

一般的な動物病院の平均売上高を調べてみると、3,524万円(平成26年)となっていて、これに対して、上記のように、犬白内障手術を取り扱う眼科専門の動物病院は、犬白内障手術の売上だけで、2,000~3,000万円の売り上げがありますので、やはり、同手術は、動物病院経営での稼ぎ頭になっている可能性は高いと考えられます。

(参考)小動物獣医療の現状と今後の対応獣医事審議会計画部会説明用資料

仮にNAC目薬が犬白内障目薬として動物用医薬品に承認されたとしても、所詮目薬なので、そんなには高い値段(どんなに高くても数万円でしょう)を設定できず、動物病院の経営という観点からみると、そんな単価の低い目薬では、動物病院経営への貢献はとても低そうです。眼科専門の動物病院が存在していること自体、経営的には、単価の高い犬白内障手術を取り扱った方が、はるかに儲かるということになるのではと推測します。

動物病院の先生は、飼い主の方や愛犬に、きっと親身で対応してくれるはずですが、一方で、病院経営について常に考えているということを、知っておくのは必要でしょう。

なお、本記事は、犬白内障手術を否定したり、業界を糾弾するような意図は全くありません。


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