
概要
Nアセチルカルノシン系目薬キャンシーCAN-Cの使用者のレビューを一つ紹介し、解説しています。今回は、12歳のボーダーコリーの飼い主さんによるレビューです。
キャンシーの点眼をした犬のカルテ
今回、解説するキャンシー使用者のレビューは以下となります。
犬種 | ボーダーコリー |
犬年齢 | 12歳、メス |
飼い主名(投稿名) | R. Weilep |
犬の目の状況(点眼前) | 12歳のときに右目に大きな白内障を発症した。 |
Can-Cを使用までのいきさつ (その他、病気があった? | ・愛犬のためにどうすればいいか、わからなかった。 ・インターネット上でCAN-C点眼薬の提案を見つけたので 使用に至った。 |
点眼後の犬の目の状況 | ・CAN-Cの使用で、白内障がほとんどなくなった。 ・しかし、少しだけ目の濁りは残っていて、それ以上は 消えなかった。 |
Can-Cの点眼方法 (使用期間、頻度など) | 6ヵ月使用した。 |
評価、特記事項 | ★★★★★ |
引用元 | Amazon.com 2013/1/21 #959 |
※犬種による白内障のなりやすさについて … ボーダーコリーは、白内障になりやすい犬種のようです。若年性のものもありますが、多くの場合は高齢になる事で発症します、との記載も見受けられます。
キャンシーのレビューについて解説します。
限られたレビューの内容ですが、以下のことが推測できそうです。
- 白内障の発症すぐに、キャンシーを使用した。
- 今回の場合、白内障は、点眼により少しづつ消失した。
- 特に記載がないことから、キャンシーを点眼しても痛みの発生などの問題は起きなかった。
今回、CAN-Cの点眼により、白内障が消失したとのことで、なによりです。ブログ主が解説を試みてみます。
1.白内障の発症すぐに、キャンシーを使用した。
発見後、飼い主が、すぐにキャンシーの点眼を開始したことは、きっと良い方向に効いているように思います。異常は、放っておけば悪い方向に進むと思われますので、すぐにキャンシーの点眼を行ったのはよい判断だったでしょう。
2.今回の場合、白内障は、点眼により少しづつ消失した。
今回は、キャンシーが犬の白内障への改善効果を示した、「治ったケース」です。この場合、その効果が出るまでの時間は、
- 数日から数週間のごく短時間で効果が出る
- 数か月もの時間が必要になる
場合、の2つがありますが、今回は、後者に該当します。キャンシーの点眼で、一か月ほどであまり、白内障の改善が見えないようでも、ある程度の期間は、点眼を続けて、経過を見て、折角の治癒の機会を逃さないようにしたいものです。
3.特に記載がないことから、キャンシーを点眼しても痛みの発生などの問題は起きなかった。
今回は、特に記載がないことから、キャンシー点眼で犬の目に刺激を与えた、ということはなかったようです。
今回、犬にキャンシーが効いた理由は? ひとことアドバイスなど
老犬に属する年齢ですが、白内障を発症したらすぐにキャンシーを使用したのはよい判断だったでしょう。また、点眼を長期間継続したのも功を奏したと考えられます。お大事に。
200超えのCAN-Cレビューから導きだした、どれくらいキャンシーが効果があるのかのデータと、キャンシー目薬の差し方について、知りたくはありませんか? ↓ 参考にしていただけますと幸いです。