
ここに書いてあること
キャンシー、シーナック、クララスティルなどのNアセチルカルノシン目薬を使用する場合の注意事項として、
他の目薬を併用してはいけない
ということになっています。これは、どういうことなのか、記事にしています。
別の目薬を併用するとよくない
NAC目薬の販売サイトの注意書きには、他の薬との併用に関して、以下のような、他の目薬との併用を避けるよう、記載があります。
•ピノキシレン系目薬(カタリン・カリーユニ等)との併用はお控えください。白内障点眼液 Can-C(キャンC)の効力が半減します。
また、以下のように、間を開ければOKのような記載があるサイトもありました。
・他の点眼薬をご使用の場合は、どちらかの点眼薬を使用されたあと、1時間経過してから他の点眼薬の使用をしてください。
まとめますと、どうやら、
- ピレノキシン系目薬は、使わないこと
- 他の目薬(ピレノキシン系以外)は、間を開けて使用のこと
というようなことを守る必要がありそうです。
複数の目薬を点眼することに関する情報
皆さんのところの、犬の健康状態によって、事情はさまざまで、Nアセチルカルノシン目薬以外に、他の目薬を点眼したい、ということもあるのかもしれません。犬のドライアイ(乾性角結膜炎)がある場合には、専用目薬も使いたい、などです。
目薬の併用に関して、解説しているサイトがありましたので、引用しています。
ヒトの目薬の話にはなりますが、点眼剤の適正使用ハンドブック-Q&A-(日本眼科医会)には、
- 2 種類の目薬が処方されました。どのくらい点眼間隔をあければよいでしょうか?
- 3 種類以上の目薬を点眼するときはどうすればよいでしょうか?
ということの解説があります。
また、以下のサイトにも、複数の目薬の使う場合の注意事項について記載がありますので、参考
- 川本眼科 ~複数の目薬をさす~
- 全日本民医連 くすりの話 110 「目薬」の正しい使い方は?
- 姫路聖マリア病院
- 兵庫県立病院薬剤部