犬白内障とは

【犬白内障の治療】 どのような治療をするのか?#1 内科的治療 #A48

 
犬白内障の内科的治療

ここに書いてあること

犬が白内障になった場合、動物病院では、具体的にどのような治療を行うのでしょうか?今回は、そのうちの一つ、「内科的治療」について書いています。

治療方法は大きく2つ

犬の白内障の治療を行う場合、以下の2つの方法があります。

  1. 内科的治療
  2. 外科的治療

今回は、1の内科的治療について解説しています。

犬白内障の内科的治療とは?

太田充治氏によれば、犬白内障の内科的治療について、以下の記載があります。

点眼薬による治療・現在、動物用医薬品として国内で白内障に対して認可されて
いる製剤はピレノキシン(ライトクリーン:千寿製薬)のみである。

・点眼薬による治療は予防的治療として考え、発達した白内障
の混濁を減少させるというわけではなく、飼い主も気が付か
ない程度の老年性の初発白内障で視覚の障害がほとんど認めら
れない時期に獣医師が検診により早期に発見し、その進行を
防止することを目的とすべきであると考え る。

・その他の場合でこの点眼薬による治療を選択するのは,
高齢で手術が受けられない場合などや、手術を行うことによる
メリットがそのリスクを下回ると思われる時
である。

高齢になると水晶体は硬度を増し、超音波による乳化吸引が
困難になってくるので,日常生活に支障をきたすほどの視覚
障害がなければ点眼薬によってその進行を遅らせる治療を
選択することが多くなってくる。
注射による治療・鉤虫駆虫薬であるジソフェノールを皮下投与するという
方法である。

・この治療法は十数年ほど前に若齢のシベリアンハスキーに
多くみられた白内障に対して用いられ,良好な結果が得ら
れた。当時はトピックス的に扱われ、白内障のタイ プに
関係なく用いられていたが,必ずしもすべての白内障に効果
があるものではないことが分かった。

・著者らの治験によると、この治療法の適応となる白内障は,
 ①若齢の (ほとんどは2歳齢以下),
 ②急速に発達する,
 ③しばしば 前部ぶどう膜炎を合併する,
 ④核を中心とした白内障
であることが分かった。

・著者はこれまで上記のようなタイプの 白内障を呈した犬
(ハスキー, シバ, ミニチュアシュナウ ザー,キャバリア・
キングチャールズスパニエル,チベ タン・テリアなど)、
猫(アメリカンショートヘア、在来種), アライグマに
おいてこの注射による治療を試みて視覚の回復を得るまで
の良好な成績を得ている。
犬白内障の内科的治療(著者→ 太田充治氏のこと)

(参考)JVM Vol.55 No.4,2002 私の診療シリーズ、小動物の眼科診療13 白内障Ⅱ 太田充治氏

上記の表の内容を抜粋すると、点眼薬による治療は、

  • 点眼薬による治療は予防的治療として考える
  • 発達した白内障の混濁を減少させるというわけではない

また、注射による治療は、

  • 眼底は観察可能になるものの手術ほどの効果はない
  • 著者はこの治療法を積極的に選択するという ことはない

となっていて、つまり、これらの「内科的治療」は、治療方法としては限定的である可能性が高い、との記載になっています。

上記の表の中には、2002年当時のものであるためか、まだ、Nアセチルカルノシン目薬についての内容は触れられていません。


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