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【口コミ、レビューからわかる】クララスティルの犬白内障への効果  #A98

 
クララスティルの効果の概要

ここに書いてあること

シーナックの場合と同様に、今回、クララスティルの口コミ、レビュー内容をもとに、クララスティルの犬白内障への効果の分析を試みています。

クララスティルも「クララスティルは効かない」「治る」と意見が分かれますが、そんな個人の意見などではなく、多くのデータをもとに、クララスティルの犬の白内障への効果の傾向をお示しします。

これで、日本で知られている3つのNAC目薬の、キャンシー、シーナック、クララスティル(←今回!)のデータが揃います。ここまでの分析をやっているのは、この私のブログぐらいで、他ではどこにもない、と言ってもいいでしょう。

今回はデータ解析の内容と、結果の概要です。



使用したデータについて

今回の検証で使用したデータの内訳は、以下の通りとなります。

基データの概要下記販売ショップのクララスティルのレビュー・口コミ内容から、
犬白内障への効果を読み取り、データとして使用した。
データ参照元と
データ数
オオサカ堂 (全データ数 207、内有効データ数 n=20)
うさぱ (全データ数 314、内有効データ数 n=138)
 有効データ数 計 158
データの
選別方法
クララスティルに関する口コミレビューの内、犬に使用したもののみを
取り出した後、犬白内障への点眼効果が判別できるもののみを選別し、
その改善効果を、下表の基準に基づいて、判定を行なった。
使用したデータについて

また、対象のデータの犬白内障の改善レベルの判定は下表の基準に従って行なった。

症状の変化点数  内容
改善5犬の白内障が改善した。
やや改善4犬の白内障がやや改善した。
不変3犬の白内障の状態が変わらなかった。
白内障の進行防止が実感できた場合も含まれる。
やや悪化2犬の白内障がやや進行した。
悪化1犬の白内障が進行した、または、
目薬の使用により目が炎症(充血)を起こした。
犬白内障の改善レベル

なお、各レビュアーが付けている星の数は、全くあてにならないので、参考にはしていません。



クララスティルの効果、結果の概要(ライトクリーンとの比較)

上記の手法でデータを分析し、シーナックの犬白内障への効果について以下のグラフで示しました。比較として、従来薬のライトクリーン(千寿製薬)も示しました。

クララスティルの犬白内障への効果

クララスティルの犬白内障への効果(New!)

既出のように、ライトクリーンでは犬白内障の改善が見込めないのに対して、クララスティル(グラフ内、緑色のバー)の場合は、ライトクリーンに対して「やや改善+改善」の割合が多くなっています。

クララスティルの「悪化+やや悪化」の割合がライトクリーンのものよりやや多めとなってはいますが、クララスティルはライトクリーンよりも犬白内障への改善効果があることを示しています。「やや改善+改善」の値は、明確にライトクリーンよりもクララスティルの方が割合が高いので、その改善効果があることも明確であることがわかります。



まとめ

クララスティルもシーナックと同程度に、従来目薬のライトクリーンよりも犬白内障に効果があることがわかると思います。

NAC目薬のキャンシー、シーナック、クララスティルを比較で、どのような犬白内障への改善効果の違いがあったかについては、別途、まとめて



キャンシー、シーナックの通販ショップを調べてみた!

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