
ここに書いてあること
定期的に愛犬を、動物病院で健康診断を受けさせるのが一番いいのはわかっているけれど、飼い主が平日の昼間は仕事でとても時間取れなかったりと、なかなか健診受診が難しいものです。ここでは、愛犬の眼が白内障かどうかを自宅で行う方法について記事にしています。
自宅でできる目のチェックとは?
犬の視力が確保できているかどうかは、以下のようなテストを行うことで、ある程度、確認することか可能です。(参考)Pethelpful
- 犬の障害物コース → 障害物の置いてある場所を歩かせ、ちゃんと避けるか?
- 脅威応答テスト → 目の近くのモノが動いたときに反応できるか?
- 瞳孔対光反射(PLR)→ 暗所で犬の目に光をあて瞳孔が小さくなるか?
- 眩惑テスト → 暗所で突然明るい光を当てたときにまぶしがるか?まばたきするか?
- コットンボールテスト → コットンボール(音がしない)を、犬の目を隠した状態で離れた場所に置き、見える状態にした後、取ってこさせる
また、毎日、愛犬の眼を、明るい場所でのぞき込んで、目の濁り、白いものがないかを確認することは、可能な範囲ではできそうです。LEDの懐中電灯を犬の眼にうまくあてると、目の濁りがあった場合、ヘイズとして、浮かび上がらせることができるので、かなりその様子を見ることができるかもしれないです。
「自宅では白内障のチェックは無理」by 獣医
しかしながら、獣医の先生によれば、前記のようなテストでは、犬白内障の初期段階のものを発見するのは無理と述べられています。これは、白内障の初期の段階では、軽度の白内障であるがゆえ、犬が見えてしまっているので、異常として判定できないということのようです。前記の「ボールテスト」等で異常が見られるような状況だと、すでに白内障の進行が進んでしまっていて、白内障が成熟白内障レベルにまで達していることになります。
定期健診を受けよう!
動物病院で、目のチェックを行えば、専門の機器を使って検査を行えるので、精密な検査が可能で、専門家により判断、適切な診断が可能です。愛犬の白内障の発症を見逃さないために、人間同様に、定期的な健康診断を受けさせることは安心につながるでしょう。なかなか時間が取れないでしょうが、検討の余地があります。