犬白内障とは

【白内障の種類】#3 混濁の程度による分類 #A28

 
犬の成熟白内障

ここに書いてあること

犬の白内障の種類について解説します。今回は、3回目で、混濁の程度による分類をご紹介します。

混濁の程度による分類とは?

犬の白内障を分類する場合、次のような観点で区分が行われます。※

  1. 発症年齢による分類
  2. 発生部位による分類
  3. 混濁の程度による分類
  4. 原因による分類

※(参考) JVM Vol.55 No.3,2002 私の診療シリーズ、小動物の眼科診療12 白内障Ⅰ 太田充治氏

本記事では、3の「混濁の程度による分類」について、解説します。

混濁の程度による分類

混濁の程度
による分類
概要
初発白内障
incipient cataract
水晶体の初期変化で、水晶体実質あるいは嚢にみられる
限局性の白内障。
進行するものと非進行性のものがあるが, 混濁が赤道部に
限局していれば視覚は比較的維持されてい る。この時期に
飼い主が白内障に気付くことは少ないが,核硬化症を伴う
ものはこれを白内障と勘違いされて来院することが多く,
その折に検査のために散瞳処置をすることに よって発見され
ることが多い。
未熟白内障
immature cataract:
初発白内障より混濁が進行し、水晶体が広範囲にび漫性に
混濁する白内障。
混濁の程度は様々であるが眼底反射は 特に周辺部(赤道部)
で残っており,視覚は減退はするもの のそれに気が付か
ないことも多い。しかしながらこの時期 になると必ずしも
散瞳しなくては発見できない白内障では なく、
飼い主のほうから白内障を発見して来院するとこも 少なく
はない。
またこの時期に水晶体は水分の流入により膨張し(膨隆
白内障:intumescent cataract),前房が浅く なるほどになったり、
瞳孔ブロックをおこして緑内障を併発したりすることもある。
成熟白内障
mature cataract
水晶体実質全域に混濁がみられる白内障。眼底の反射は
みられなくなり、視覚は消失する。この時期には water cleftと
呼ばれる溝が水晶体の核の縫合線に沿ってみられ ることがある。
過熟白内障
hypermature cataract
成熟白内障はさらに進行して皮質内に結晶様物質を認める
ようになる。
皮質は液状化するために核をその中心に維 持できなく
なって核が沈下し、モルガーニ白内障(Morgagnian cataract)と
呼ばれる状態になることも ある。液状化した水晶体タンパクは
嚢から漏れ出して水晶体原性ぶどう膜炎をおこす可能性もある。
水晶体の吸収によって水晶体嚢は表面がスムーズでなくなったり
皺が寄っ た状態になることもある。
水晶体の吸収が広範囲に及ぶと 視覚を回復できる場合もある。
混濁の程度による犬白内障の分類

※(参考) JVM Vol.55 No.3,2002 私の診療シリーズ、小動物の眼科診療12 白内障Ⅰ 太田充治氏


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