
ここに書いてあること
今回調査した、シーナックの口コミ、レビューにおいて、同点眼による犬への副作用としてどのようなものがあったのか、について記事にしています。
犬の白内障目薬の場合、副作用とは何か?
シーナックの説明書や、製造元のホームページには副作用のことについて、一切記載がありません。
しかし、関連ページ(既出)には次のようなことが書いてあります。
<C-Nac 0.3%点眼薬の主な副作用と軽微な副作用>
- 視覚障害
- 目の不快感
- 目の痛み(まれに)
- 目の灼熱感と刺痛(まれに)
あくまで、このような副作用の可能性がある、という話です。そして、この内容なヒトに対するものなので、犬の場合はまた、状況が変わってくることでしょう。
【結果】今回の口コミ、レビューには副作用の記載はなし
さて、今回、シーナックの口コミ、レビューを調査したのですが、上記のような、副作用と思われる症状については、1件も記載がありませんでした。
副作用がなかったことについて考察する
上記の結果から、ただ、単純に
「シーナックは副作用がなくて、いい目薬だ」
と受け取るべきではないと、私は考えています。そんな簡単な話ではないと思うからです。
今回、副作用がなかったことについて、次のようなことが考えられます。
- サイト管理者が該レビューをコントロールしているので、副作用がないように見える。
- もともとなかった。
- シーナックの効能が弱くて、今回、副作用が発生しなかった、発生しないように見えた。
- シーナックのうまく点眼、投与できていなくて、副作用がないようにみえた。
- 副作用の発生はありうるが、それが発生するほどのデータ数ではなかった。
いろいろと原因は考えられるのですが、私が可能性として思ったのは、3の「シーナックの効能が弱いかも」です。こう思った理由は、実は、キャンシーの口コミ、レビューの場合には、わずか(数個)ですが、副作用があったからです。副作用は、どんな薬でもあるので、このシーナックだけ副作用が現れないというのはまずないからです。
副作用がなくて、犬の白内障が改善できたというのであれば、全くハッピーです。
しかし、問題なのは、シーナックの効能が実はその犬にとっては弱すぎて、「不変」「やや悪化」「悪化」になってしまっているケースです。この原因を探るような検証を行なうことは私には難しいのですが、参考にしていただければ幸いです。