
ここに書いてあること
以前の記事の続きで、シーナック口コミから分析した、シーナックの犬白内障への効果について、今回は、「やや悪化」と「悪化」と判定したケースの傾向を解説します。
「やや悪化」「悪化」の場合、どうなるのか?
「やや悪化」と判断したものは、レビューの内容が次のような内容の場合です。
- 進行速度は点眼前よりも遅くなった、と書かれている場合 → 進行が止まったとは書いていないので進行していると判断。
- 少しづつ進行している、等と書かれている場合
- 点眼により、眼の濁りが薄くなったり、などの改善の予兆が読み取れない場合。
該サイトでは、レビューすると、ポイントを取得できるようなシステムとなっているため、運営サイトに気兼ねしてか、あまり、直接的な「白内障が治らないじゃないか!」みたいな表現のものが少ないです。ほとんどないです。
前向きな表現で書かれているものが多くて、本来なら「進行が止まらない」とストレートに書くであろうところを、「確かに進行は遅くなった」と書かれているケースが多数ありました。この場合、つまりは、点眼しても、犬の白内障は進行している状態と読み取れます。
以下に「やや悪化」と「悪化」のイメージを描いてみました。

「やや悪化」「悪化」のケースでは、シーナックの点眼前から、犬の白内障が進行し続けていて、そのために、なんとかしようと点眼を開始する、という場合が該当しています。
繰り返しになりますが、「やや悪化」の場合は、白内障の進行速度がシーナックの点眼で遅くなるのが、なんとなく、あるいは、明らかに感じられるが、点眼後でも、白内障の進行は止まることなく進行しつづけているのは明白という場合です。
「悪化」の場合は、シーナックを点眼開始しても、白内障の進行速度は変わらない、点眼の効果が全く感じられないという場合となります。
「不変」の場合、どうなるのか?
「不変」と判断したのは、次のような場合です。
- 白内障が進行傾向にあったが、点眼により、進行防止できていると感じた、とレビューしているもの。
- 点眼してもなにも変わらなかった。
- 現状、白内障の進行はなく、状態を維持できているものの、進行を恐れていたが、点眼により、状態を維持できている、と感じられた。
これも同じように、「不変」のイメージを示します。一つ目は、白内障の進行が点眼により止まった、という場合です。

この場合は、もともと白内障が進行状態であったが、シーナック点眼により進行防止できているケースです。

上図のケースでは、白内障の症状がそんなに重くなく、その進行を恐れていたが、点眼のおかげで、予防できているとレビュアーが感じているものです。
また、もう一つの考えられるケースでは、白内障の症状が重いために、シーナックを点眼しても、効果があるのかどうかがわからないものです。これも、「不変」としています。
以上、今回は、「やや悪化」と「悪化」となった場合の傾向を解説しました。